有償修理と自分で修理
お持ちのイージーアップテントのフレーム破損などで修理ができるのか、どうしたらいいのかお困りの方に、今回はイージーアップテントの修理についてご紹介します。
また、修理に至る多い原因4選と、その対策についてもご紹介します。
決して安価な商品ではありませんので、テントの寿命を延ばし、より長くお使いいただければと思います。
目次
▶1. 2つの修理方法
1-1.専門スタッフによる有償修理
▶2. 修理に至る多い原因 4選
2-1.風に飛ばされた
2-2.雨天時の使用
2-3.無理やりたたんだ
3-4.保管方法が適切でない
▶3. まとめ
2つの修理方法
フレームの修理は可能な場合が多いです。
まず、どちらの方法で修理されるかご検討ください。
・専門スタッフによる有償修理
・部品をご購入いただきご自身で修理
ご自身で取替え可能な設計になっているので部品だけ購入される方も多いですし、作業が不安な方やメンテナンスを含めてテント全体をチェックされたい方は有償修理のご依頼も多くいただきます。
それぞれの違いの詳細を下記で解説致します。
※天幕は有償修理のみになりますのでお問合わせください。
専門スタッフによる有償修理
お客様から正式依頼後に修理に取り掛かりますのでご安心ください。
※訪問修理は行っておりません。
メリット
的確な修理が可能
有償修理を依頼する最大のメリットは、技術と経験のあるプロの修理専門スタッフが確認しますので、分かりづらいフレームの歪みなども判断でき、全体的なメンテナンス判断ができます。
最適な修理内容や、ご予算に沿った修理内容をご提案いたします。
時間と手間の節約
プロに修理を依頼することで、自分で修理する手間と時間を節約できます。忙しい日常生活の中で、自分で修理に取り組む時間を確保するのは難しいこともあります。有償修理なら、修理を依頼している間に他の作業に集中できます。
デメリット
コストがかかる
往復送料・工賃が発生します。
往復送料はお客様にてご負担いただおり、テントは大きいものですから送料も高くなる場合が多いです。
+修理工賃が発生するため、ご自身での修理よりコストがかかります。
修理工賃は修理箇所により異なります。
修理期間の長さ
お客様からテント発送〜修理後に返送までに余裕を持って約1ヶ月ほどみていただきたいです。
テントご使用日に間に合わない場合は、ご自身で修理する方が良いでしょう。
事前にご相談いただけましたら日程調整できる場合もございますので、修理スタッフまでご相談ください。
何日くらいで修理できるの?修理依頼方法がわからない..などお困りの方は、こちらのブログで詳しく解説しております。
部品を購入してご自身で修理
モデルや型式によって多数の部品があるため、どの部品を注文すれば良いか分からない方も多くいらっしゃいますので、ご相談いただければ適切な部品をご案内致しますのでご安心ください。
メリット
コストの節約
自分で修理を行う最大のメリットは、費用を安く抑えられる点です。有償修理は送料負担や工賃が発生しますが、必要な部品のみ購入すれば済むため、コストを抑えることができます。
自分のペースで修理できる
複数交換箇所がある場合も忙しいスケジュールに合わせて少しずつ修理を進めたり、テントの使用まで日程が迫っていたり急ぎの場合には短時間で修理を完了させたりすることができます。
デメリット
時間と手間の消費
自分での修理が初めての方は、修理動画を見て確認しながらの作業だと時間がかかる場合もあります。
難しい工程が少ない部品が多いですが、不安な方や作業時間を取れない方は有償修理をご検討されても良いかもしれません。
工具と部品の準備
修理を行うためには、適切な工具と部品が必要です。工具は一般的なドライバー、六角、スパナなどがあれば問題ございませんが、お持ちでない場合はご準備いただく必要があります。
どの部品を購入すればいいか分からない、修理方法が分からない…とお困りの方へ、よくあるお問合せを紹介しております。
修理に至る多い原因 4選
使用頻度以外にも、扱い方を誤ると破損するリスクも増えます。
強風・豪雨時などの場合はテントが破損する恐れがありますので、悪天候時の利用はおやめください。
天候不順が原因で破損したテントのクレームは一切保証が利きません。
また、保管状況によっても破損や劣化を早める可能性がありますので、適切に保管することをお勧めします。
1.風に飛ばされた
事故や怪我をされる可能性もあり大変危険です。
イージーアップはワンタッチテントで軽量に設計されています。テント使用時は重りを使用するなど必ず風対策を行ってください。
※重りを使用していても強風時にテントを使用しないでください。
2.雨天時の使用
イージーアップテントは防水加工の商品が多いですが、雨天時の使用は推奨しておりません。
※イージーアップは常設用ではありません。
3.無理やりたたんだ
適切な部分を持たずに無理やりたたむと、フレームが曲がったり折れたりします。
収納動画
動画を参考に「たたむマーク」の部分を持って適切にたたんでください。
4.保管方法が適切でない
「久しぶりにテントを開いたら壊れていた」というお問合わせも多いです。
事前にテント使用日がわかっている場合は、直前ではなく余裕を持って事前にテントのチェックをされることをおすすめいたします。
・テントを横に寝かせて保管していた
寝かせて保管すると、テント自体の重みでフレームが破損したり天幕の劣化が早くなることがあります。
・何かの下敷きにしていた
寝かせた状態で、さらにテントを何かの下敷きにすると、より破損・劣化の可能性を高めます。
・汚れなどを放置して保管していた
汚れや湿気などをそのままにして保管すると、錆びたりカビが発生したりと劣化を早める可能性があります。ご使用後は汚れを拭き取るなどメンテナンス後に収納するとより長持ちします。
まとめ
イージーアップテントの2つの修理方法、修理に至る多い理由についてご紹介致しました。
有償修理では修理だけでなく、メンテナンスチェックのみも承っております。
骨組みや支柱がたくさん折れている場合は、フレームを買い替えた方がお安く済むことがありますので修理スタッフにご相談ください。
修理依頼書・パーツリスト ダウンロード
よく分からない...もっと詳しく知りたい!自分で修理できるか事前に相談したい。という方は、お気軽にお問合せください。
カテゴリ: イージーアップ・テントについて
UPDATE: 2024/06/14